うさぎさんと暮らせば ~長男の視点から~

うさぎのリョウとの生活を、小3の長男カズくんの視点でお届けします。

2日目:何故、ドッジボールをしなきゃならないの?

カズくんは、なかなかの運動オンチだ。


…いや、その気になれば何とかなるのかも知れないけども、なかなかその気になれないタイプのようです。


保育園の運動会。
あれは2歳ぐらいの頃だったかな。
かけっこが散歩状態だったのです。


逃げ足だけは速いのに、走る気もないようで、ほぼ徒歩にてゴールしていた。


いつもはもっと走れるのに、どうしたの?と訊きました。


だって、速く走ったらつかれる。
つかれたら遊べないから嫌だ。


このとき、カズくんは省エネタイプの子どもなんだなと悟りました(^_^;
「手を抜いても良い」と見ると、とことんやらずに済む方法を見出すようです。


そのカズくんが小学校に入学したころ、一番最初に躓いたのは、算数の難しさでも平仮名の書き取りでもなく、休み時間のドッジボールでした。


カズくんのクラスでは、「全員遊び」と言って、休み時間はクラス全員でグラウンドに出て遊ばなければならないというルールがあるらしい。


休み時間にやることを半ば強要されるなんて…そんなの休みじゃないやんけ!?Σ(゚д゚;)
と思ったのは私だけではなかったようで。
カズくん自身もその制度にちょっと反抗的だったらしい。
そのことで、何度か担任から苦言を呈されたこともあったり(^ω^;)


特にカズくんが著しく拒否反応を示したのは、ドッジボールだった。


言うまでもなく、ボールを人に当てて、当てられた人は「外野」に出て、外側からまた人にボールを当てるというもの。
その「当てる」という行為が、カズくんにはどうしても出来なかったらしい。


ボール、当たったら痛いよね?
だから当たりたくない。
ボール当てられた友達が痛い思いをするのも嫌だ。


友達を叩いたら、その友達は痛い思いをして嫌な気持ちになるし、叩いてしまったカズくんの手も痛いし、気持ちも痛い。
(当時「気持ちも痛い」は「心が痛む」ということかな?と解釈しました)


人にされて嫌だと思うことはカズくんもしちゃダメなんだよね?
じゃあ、何でドッジボールはしていいの?
友達を叩くことと、何が違うの?


それを担任に話したそうで、採用3年目の若い女性の教員は答えられなかったそうです。
(…と、連絡帳に書かれていました。
「こんな理屈っぽい子、しんどいです!」との趣旨の文も(^_^;;;)

 

これは、カズくんが単に運動オンチだからやりたくない!という理由から屁理屈をこねたというわけではないようで、彼なりの確固たる信念があったようです。

担任にも、かなり食い下がったらしい…。


結果、やる気のない子はしなくていいです!(怒)と言われ、カズくんは「全員遊び」から外れることになったそうです。
ただ、少なからずカズくんと同じようなことを思っていた児童は他にも居たようで、ひとりハミゴにされたというわけではなかったようですが…。


まぁ、たとえひとりでも、カズくんの場合は逞しく?いや、図々しく?ひとりの時間を堪能していたと思います(*^艸^)


ただ、自分の疑問に明確な答えが得られなかったカズくんは、モヤモヤし続けます。
私にも何度もその質問をして来ましたし、夫のヨージさんにも、エミリンにまでも質問し続けました。


みんな、


遊びなんだから仕方ないんじゃない?


本気で相手を傷つけたいと思ってるわけじゃないんだから、そこは良いことにしといたら?


…わからない!
楽しそうだからエミリンやってみたい♪


こんな答えしか出てこないのです。
到底納得するわけもありません。


私自身も、確かにドッジボールは好きではなかったのですが、何の疑問も感じず。
寧ろ「先生の言うこと聞いておかないと、後が怖い…」ぐらいにしか思わず、完全に長いものに巻かれていたのですが……(^_^;


「先生」を「絶対だ!」と思わない辺り、教員からしたら「指導しにくい子ども」なのでしょうが、頑固さとともに多少の心強さを感じました。
長いものに巻かれない・人と違うことをするって、なかなか勇気が要るんじゃないかなぁ…( ºωº )


当然、リョウにもドッジボールの是非の話は何度もしているようですが…

 

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ドッジボールがどれほどのものなのかはわからんけども…
まぁ、不快感を覚えた辺りでそれはもうお前にとっては「遊び」でも「リフレッシュ」にもならないわけだから、やる意味は無いよな。


参加することで友達と仲良くなれるとか、体育の成績がプラスになるとか、カズくんにとって少しでも得になるならやれば良いし、そうでないならしなくて良いんじゃないか?
それは貫くべきだろう。


こんな感じで落ち着いているそうです。

 

本当にこんなこと言っているのかなー?

にわかには信じ難いのですが…。


まぁ、損得で割り切って考えるというのも、悪くはない。というのがリョウの見解のようです(´ω`*)